葬儀後のご挨拶とお返し
2021.12.09
目上の方や、ご葬儀でお世話になった方、僧侶などへのお礼のご挨拶についてご案内させていただきます。
なるべく早くご挨拶にでかけましょう
- ご葬儀直後の挨拶回りには、なるべく喪服を着用します。
- 2〜3日後の場合は、地味な平服で挨拶に伺う方が自然です。
- ご挨拶がすんだら、なるべく早めに引き上げましょう。
ご挨拶に、礼状を送るのもマナーのひとつです
- 遠方からの参列者、弔電や供物をいただいた方には、別途お礼状を出しておくと良いでしょう。
- 就学中の子供がご葬儀で欠席した場合には、その旨を記した届けを登校時に持参させると良いでしょう。
忌明け(満中陰)に、神棚封じを外します
- 白紙で閉じてあった神棚は、忌明けに外します。
- 忌明け後は、普通にお参りをします。
12月始めには、年賀欠礼の挨拶状を出します
- 喪中に新年を迎える場合は、慶事を避ける意味から年賀状は出しません。
- 年賀欠礼の挨拶は、先方へ12月初旬に到着するように発送します。
- 喪中に年賀状をいただいた場合は、松の内(1月7日または15日)を過ぎてから寒中見舞いとして返書を出します。
- 喪家の家族は、新年の挨拶も控えます。
香典は、ご葬儀後にも届くことがあります
- 葬儀後もしばらくは弔問客があります。
- 遠隔地の方などから、香典が現金書留で送られて来ることもあります。
お返しは、忌明け(満中陰)前後におこないます
- お返しをする場合は、ご葬儀のお礼を兼ねた忌明けの挨拶状を添えます。
- 香典返しの目安は、いただいた香典の1/2程度が標準ですが、あくまで喪家から先様へ伝える気持ちの表れとして決定します。
お返しの品は、先方の方に喜んでいただけるものを
送っても無駄にならないよう、先様の好みのライフスタイルを考えて最適なものを選びましょう。