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【ブログ・徳冨裕志】徳冨家のお墓問題と東京の最新お墓事情

こんにちは! 営業部の徳冨裕志です。

社員が順番にブログを書くこの企画。「徳冨さん、お願いします!」と言われた時に、わたしの中でテーマは決まっていました。それはずばり、「徳冨家のお墓問題」です。

お墓で悩んでいる方、たくさんいると思います。徳冨家の問題に、きっと共感して下さる方もいるのではないでしょうか。

お墓を買っても、墓守できるのか…

わたしは世田谷生まれの世田谷育ち。愛する妻と2人のかわいい子どもとともに、いまも世田谷に住んでいます。

両親は上京組です。父は鹿児島から、母は北海道から。それぞれ北端と南端から東京にやってきて、日本の中心で愛を叫びあったのですね。そうして生まれたのがわたしです。

父は6人兄弟の3番目なので、自身が鹿児島のお墓を守っていく義務はないようです。その代わり、自分たちのお墓を自分たちで考えなければなりません。

そう考えた両親は、世田谷にあるお寺の墓地を購入しようと考えていたそうです。ある日、「裕志、家の近くの〇〇寺のこの墓地を買うぞ」と言われた時、わたしはとりあえず「とりあえずそれは待ってくれ」と、一旦その話を保留にするよう、お願いしました。

わたしは長男として生まれたので、両親の墓を見ていくつもりですが、であるならば、将来墓守の中心になるべきわたしの考えも考慮してほしいと思ったからです。

わたしたち夫婦が考えるのは「お墓を建てても、墓守できるかどうか分からない」という漠然たる不安です。

「あれだけのお墓を建てるのに、いったいどれくらいのお金がかかるんだよ」

「最近よく聞く、樹木葬や散骨じゃダメなのかな?」

夫婦でこのような会話をしつつ、いまに至っているわけです。

お金の不安と将来の不安

墓じまいに関して、多くの方が抱いているのは、次のふたつの不安ではないでしょうか。

ひとつはお金の不安。

お墓を建てるには、墓地を購入して、墓石を建立しなければなりません。墓地の費用と墓石の費用を足すとウン百万円になるそうです。

ただでさえ、限られた収入で(社長、ごめんなさい!でも、賃上げをお願いします!)、子ども2人を養い、物価高だ円安だと言われる昨今です。そこまでお墓にお金をかけられないというのが正直なところです。

もうひとつは、将来の不安。

大金をつぎ込んで建てたお墓を、子どもや孫たちが世代を超えて受け継いでくれれば、充分に価値があると思います。300万円の車は5年から10年しか乗れませんが、300万円のお墓に対して50年や100年と祈ってくれるなら、コスパ的にも最良です。

将来子どもたちがどこでどうやって住むかも分かりませんし、もしかしたらお墓が負担となって墓じまいしなければならなくなるかも。するとそこでまたお金がかかってしまいます。

こうした将来への不安が、お墓に対しての躊躇を生んでいるのです。

それでも供養はきちんとしたい

とはいえ、一方で、両親や先祖をきちんと供養したいという想いは、強くあります。

葬儀社に勤めて、たくさんの方のお別れの現場に立ち会ってきたものとして、亡き人を想うことの大切さは身に沁みて理解しています。

「この人がいてくれたから、今の自分がある」

「ご先祖さまに感謝できる場所がほしい」

こういった考えが自然に湧いてきます。

わたしのまわりにいる友人たちは「お墓なんていらない、散骨でいいよ」「お寺なんて行ったこともない」という奴らばかり。

それはきっと、彼らが死について考えることなく、生きることを謳歌しているからだと思います。それはそれでとても幸せなことですよね。

でもいつか、身内の死、そして自身の死について考える時が必ずやって来る。そんな時に、両親や先祖という存在が、強烈に自分の心のよりどころとなって来るのだと思います。

東京の最新お墓事情

こうした問題意識からお墓について調べていくと、意外にも現代のニーズに合ったお墓が少なくないことを知ります。つまり、お金の不安と将来の不安を和らげてくれるお墓がたくさんあるのです。

近年は、費用を安く抑えられるコンパクトな墓石が主流のようですし、さらには将来の墓じまいの不安のない永代供養付きのお墓も登場しています。

定められた契約期間(33年など)が満了となると、霊園側が合祀(永代供養と墓じまい)をしてくれます。手を合わせる自分たちもいつかは年をとっていくわけですから、将来の改葬や墓じまいを霊園側がしてくれるのは、とてもありがたいことですよね。

さらに最近は墓石だけのお墓でなく、樹木葬や納骨堂など、いろいろな選択肢が用意されています。

お墓はみんなのもの、家族の絆を表す場所ですから、家族同士でしっかりと想いや考えをぶつけ合って、最良のものを選ぶことが大事だと思っています。

そして、選択肢がたくさんあると、何を選んでいいか分からなくなるのもまた事実。だからこそ、マキノ祭典のような存在があるのだと思います。

わたしはまだまだ不勉強ですが、マキノ祭典の中にはアフターサポート専門の部署があります。葬儀後の供養のこと、お墓のこと、不安に思うことがあれば、マキノ祭典を頼って下さい。

徳冨家もマキノ祭典さんに、相談しようかな。

徳冨裕志