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板橋区-葬儀の豆知識 (お葬式前)

家族葬の場合どこまでの人に声をかけるべき?

家族葬という葬儀スタイルが広まる中で、どこまでの人に声をかけるべきか、正しい範囲を知りたいという方も多いでしょう。

この記事では、家族葬の場合、訃報を伝えるべき相手や対応方法について解説いたします。家族葬は、家族や親戚だけで行う葬儀スタイルであり、故人との縁が深い人々を中心に行われることが一般的です。しかし、どこまでの人に声をかけるかで悩むこともあるでしょう。

生前の関係性や状況を考慮し、どこまでの人に訃報を伝えるか、適切な範囲について学びましょう。これにより、相手に不快感を与えず、故人を偲ぶ家族葬を心穏やかに執り行えるようになります。

家族葬とは、身内だけが参列する葬儀スタイル

家族葬とは、家族や親戚など、ごく近い身内だけで行う葬式のことです。従来のお葬式と言えば、家族や親戚のような身内に加えて、故人や遺族の友人・知人、近所の人や会社関係など、幅広く連絡していましたが、平成になってから、一気に家族葬が増えました。

家族葬が増えたのには、主に次の理由が挙げられます。

  • 景気低迷。葬儀にお金をかけない人が増えた
  • 高齢化社会。故人の知人もまた高齢となり、参列が困難になった
  • 都市化による地縁の希薄化
  • 非正規雇用の拡充。社内のつながりの希薄化
  • コロナ禍。葬式のコンパクト化

このような社会のニーズを受けて、家族葬は日本の葬式のスタンダードな形となったのです。

どこまでの親族・親戚を呼ぶべき? 家族葬の訃報の線引き

かつてはどこまでの人の声をかけるべきかと悩む必要はありませんでした。しかし昨今の家族葬では、どこまでの人に連絡をすべきかは、喪主が何よりも慎重に判断しなければならない事柄です。ましてやコロナ禍社会では、声をかけることが相手に迷惑になることすらありました。

「家族葬」でどこまでに声をかけるべきか。主に3つのパターンが挙げられます。

  1. 直系家族だけ(親、子、孫)。10名前後。
  2. 直系家族と傍系親族(故人の兄弟姉妹、おじ・おば、おい・めい、従兄など)。20~30名前後
  3. (1)(2)に加えて、家族や親族に加えて、特に親しくしていた故人の友人や、近所の人など。30~40名前後

どこまでの人に連絡をするかは喪主や遺族の判断にゆだねられます。家族葬における訃報連絡の線引きは「故人が会いたがっているか」「今後の付き合いを考えた時に連絡しておいた方がよいか」の2点でしょう。

家族葬にした方が、安く、そして楽に済みます。しかし、どんな人も弔う権利がありますし、故人には弔われる権利があります。故人は身内以外のさまざまな人との繋がりの中で生涯を全うしたわけですから、そうした人たちが最後のお見送りすらできないことは、とても残念なことです。それは、コロナ禍で家族葬すらできず、大切な人の最期を見届けられずに悲しんだ人がたくさんいることからも明らかです。

ですから喪主は、「自分たちが家族葬にしたい」という考えだけではなく、「故人は誰に見送られたいか」「私たち以外にも故人を見送りたい人はいるか」と考えを及ぼした上で、家族葬でどこまでの人に連絡すべきかを考えることが大切です。

知人や友人はどこまで連絡?迷ったときの対策方法

家族葬でどこまでの人に声をかけるか迷った時の対策方法はただひとつ。

「迷った人に対しては訃報連絡する」ということです。

家族葬だから身内や関係の濃い親族には連絡する。一方で、親族以外には声をかけない。この線引きは簡単です。

しかし、微妙な距離の親族や、故人が生前大変お世話になった人など、「どこまでの人に連絡すべきか」の線引きのまさにライン上にいる人に対しては、声をかけておくのが無難です。

訃報連絡をした上で、家族葬に来る来ないを相手の判断にゆだねることで、「どうして連絡してくれなかったの」などと苦言を呈されることがなくなるからです。

葬儀・お葬式のご相談はマキノ祭典へ!

家族葬でどこまでの人に声をかけるべきかについて、お分かりいただけましたか?

家族葬は、安く楽に行える葬儀である反面、家族葬にすることで「どこまでの人に連絡すべきか」を慎重に考えならなくてはいけません。家族葬でお悩みの方、どこまでの人に声をかけるかで困っている方は、どうぞお気軽にマキノ祭典にご相談下さい。家族葬について、どこまでの人に参列してもらうべきか、コロナ禍の葬儀についてなど、お客様の悩みに寄り添って、親切丁寧にお話をお伺いいたします。