【後飾り祭壇の飾り方・祀り方】
お葬式を終えたあと、ご自宅にお骨を置くための祭壇を設置しますよね。これを「後飾り祭壇」と呼びます。ほとんどのお客様は、後飾りのお祀りなどしたことがないという方がほとんどです。
「お骨や遺影の置き場所はあってる?」
「線香、ローソクはいつ灯すの?」
「いつまで飾っていたらいいの?」
このコラムでは、後飾り祭壇に関するみなさまからの疑問にお答えしていきます。
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Q 一人で組み立てできる?
A 後飾り祭壇はそんなに重いものではありません。足を組んで、天板を載せて、白い布を掛けるだけなので、おひとりでも組み立てられます。でも、マキノ祭典の場合は私たちスタッフがお客様のもとにお伺いして設置いたしますので、そもそも心配されなくても大丈夫ですよ^^
Q お骨や遺影の置き場所は?
A 「上段が故人様、下段がお供え物」まずはこれを基本として押さえておきましょう。つまり祭壇の上段に故人様そのものである、位牌、遺骨、遺影を並べます。そして下段に、お線香、ローソク、お花、お膳などのお供え物を並べます。詳しい配置はこちらの画像を参考にしてみて下さい。
Q お線香やローソクはいつ灯せばいい?
A 手を合わせるときに、ローソクを灯し、そこからお線香の火をいただきましょう。火事予防の観点から、礼拝を済ませたあとはローソクは消しても構いません。
Q お供えのお花は菊花でなければダメ?
A そんなことはありません。きれいな洋花や、お庭のお花、故人さまがお好きだったお花をお供えされると、きっと故人さまも喜ばれます。
Q マキノさんが運んでくれた籠花。枯れてきたけどどうしたらいい?
A まだまだ元気なお花は抜いて花瓶などに活け直し、枯れてしまったお花は処分しましょう。空になった籠やオアシスは、ご連絡を頂ければマキノ祭典が回収に参ります。
Q 後飾りはいつまで飾っておくの?
A 四十九日法要を経て、故人さまの忌があけるまでです。それ以降はお仏壇で故人さまをお祀りします。
Q 四十九日後にお骨を置く場所がない。どうすればよい?
A 小机などを用意して、そこにお骨や遺影を並べます。たまに「後飾りを継続して使いたい」という声を頂きますが、白の祭壇や葬具は喪に服していることを表しています。心に区切りを付ける意味でも、四十九日以降は新たなお仏壇やお道具とともに、お骨などを飾ることをおすすめします。
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マキノ祭典のアフターサポート事業部は、さまざまな仏事や供養など、お葬式後のお客様をお支えするためのチームです。葬儀からの信頼関係をもとに、よりきめの細かいサポートやケアができるものと存じます。
葬儀後の供養の方法、仏事、お墓、相続など、さまざまなお役に立つ情報をお届けしていきます。疑問や質問、お悩みやお困りなどございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
故人さまのご冥福と、あなたさまのおだやかな日々を、心よりお祈り申し上げます。