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家族葬と一日葬の費用、流れ、違いについて詳しく解説 | 練馬区の葬儀・区民葬・家族葬ならマキノ祭典・株式会社まきの

練馬区の葬儀の豆知識

家族葬と一日葬の費用、流れ、違いについて詳しく解説

2024.03.07

お葬式にはいろいろな形がありますが、近年、家族葬や一日葬といった、よりプライベートでシンプルなお葬式が選ばれています。これらは、伝統的な葬儀に比べて負担が少なく、個々のニーズに合わせやすいというメリットがあります。本記事では、家族葬と一日葬の特徴、費用相場、そしてそれぞれの時間や全体の流れについて、わかりやすく解説します。

家族葬とは、身内だけのお葬式

家族葬とは、故人さまと親しい家族や親族だけを招いて行われる、小規模でプライベートなお葬式の形式です。近年、そのシンプルさと親密さから、多くの方に選ばれています。

大規模なお葬式に比べ、家族葬だと参列者の人数は数人から数十人程度に限られることが一般的で、身内の人が中心となって故人さまを偲びます。シンプルでコンパクトなお葬式が求められている昨今、家族葬はお葬式のスタンダードとなったと言っても過言ではありません。

また、費用の面でも参列者を招くお葬式に比べて安価に抑えられる傾向にあり、経済的な負担を軽減できるのも家族葬のメリットです。

一日葬とは、通夜を行わない1日で行うお葬式

一日葬は、その名前の通り、通夜を省略し、葬儀と告別式を1日で行うお葬式の形式です。身内だけで葬儀を営むという点においては家族葬の一種と言えますが、1日でお葬式の全行程が済むため、時間的、経済的負担を軽減できるお葬式として認知されつつあります。

従来のお葬式では、通夜は参列者の弔問の場として捉えらえられていましたが、家族葬ではそもそも親族以外に参列者がいないことから、通夜そのものを行わない一日葬が増えてきたのです。

一日葬では、朝から葬儀を始め、昼過ぎには告別式を、その後火葬を行い、夕方にはお葬式の全行程が終了することが多く、短時間での厳かなお別れが可能です。このため一日葬には、遠方からの参列が難しい方や、小さなお子様がいる家庭でも参加しやすいというメリットがあります。

費用相場の違い

この章では、家族葬と一日葬の費用相場の違いについて解説します。

たくさんの参列者を招く一般葬と比べると、身内だけで営まれる家族葬や一日葬は葬儀費用を安く抑えられますが、さらに両者を比較すると、2日間行う家族葬よりも、1日で済む一日葬の方が費用を安く抑えられることは想像に難くありません。

では、家族葬と一日葬でどれくらい費用に差があるかというと、じつは葬儀費用にあまり大きな開きがないのが実情です。ちなみに、マキノ祭典の家族葬プランは339,200円~、一日葬プランは289,200円~と、わずか5万円の差です。

実際にはこのプラン以外に、式場使用料、火葬料、飲食費、僧侶へのお布施などが必要となります。株式会社鎌倉新書が2020年4月に発表した「お葬式に関する全国調査」によると、家族葬でした場合の葬儀費用の平均相場は総額で約138万円、一日葬は約135万円だったそうです。

家族葬と一日葬の費用相場に大きな差がないのは、祭壇、棺、霊柩車、火葬料金など、一日葬でも家族葬でも必要な項目は変わらないためです。また、葬儀会館の式場使用料金も2日一枠で貸し出されているところがほとんどです。一日葬によって節約できる品目は、通夜時の飲食費、スタッフの人件費程度なのです。

流れや時間の違い

家族葬と一日葬では、流れや時間にどのような違いがあるのでしょうか?

家族葬と一日葬の大きな違いは、通夜の有無です。ですからまずは通夜の流れから見てみましょう。

通夜の流れと時間

通夜式当日は、夕方(16時ころ)から葬儀会館に入って、お通夜にそなえます。一般的に通夜式は18時から19時の間で営まれ、その後は会館に宿泊したり、あるいはいったん帰宅して翌日にそなえます。一日葬の場合、こうしたお通夜の動きが特になく、遺族は自宅で過ごすこととなります。

葬儀告別式の流れと時間

そして翌日は、午前10時~11時ころから葬儀告別式を始め、出棺~火葬、そして会場に戻ってきて初七日法要と精進落とし(会食の席)という流れで進むのが基本です。すべての行程が終了するのが15時前後でしょう。2日目の流れは、家族葬であれ、一日葬であれ、変わりません。

一日葬と2日行う家族葬 どっちがいい?

1日で済むことをメリットと感じる人がいる反面、故人さまとの最後のお別れをしっかりと時間をかけて営むことで満足に感じる人もいます。

前章で、家族葬と一日葬では葬儀費用に大きな開きがないことがお分かりいただけたかと思います。だからこそ、時間をかけて葬儀をするか、時間を短縮して負担を軽減するかは、家族葬と一日葬の判断基準となりやすいポイントです。

また、通夜の時間の過ごし方として「寝ずの番」というものがあります。これはご家族が夜通し故人さまに付き添うというものです。親しい家族だけで故人さまと同じ時間を過ごすこのしきたりは古来から大切に考えられており、寝ずの番を葬儀式場で行うか、自宅で行うかによっても、家族葬と一日葬の選択肢が分かれるかもしれません。

たとえば、自宅に故人さまをご安置できない方の場合は、宿泊可能な葬儀式場で2日間の家族葬にすることで、最後の夜の時間をともに過ごすこともできます。

家族葬や一日葬など、葬儀のご相談はマキノ祭典へ!

いかがでしたでしょうか。この記事では、家族葬と一日葬の費用相場、時間や流れなど、両者の違いについて解説して参りました。

まとめると、従来のお葬式をコンパクトにした家族葬を、よりコンパクトにしたのが一日葬と言えます。2日で行う葬儀が1日で済むので、時間的な負担は大きな軽減となりますが、費用相場に大きな開きがないことがお分かりいただけたのではないかと思います。

大切な家族のお葬式を家族葬にするか、一日葬にするかとお悩みの方も少なくありません。家族葬と一日葬の、どちらにもメリットはあります。お葬式のスタイルでお悩みの方は、どうぞお気軽にマキノ祭典にご相談下さい。