杉並区で火葬式をする場合の流れ、費用を解説
火葬式とは、通夜や葬儀をせずに、火葬だけをする葬儀スタイルのことで、「直葬」とも呼ばれています。
杉並区には区内唯一の火葬場である堀ノ内斎場があり、杉並区をはじめ周辺地域の方々が、出棺後の火葬や、火葬式の場として利用しています。
この記事では、杉並区で多数の火葬式の実績のあるマキノ祭典が、杉並区の方が火葬式をする場合の流れや費用について、どこよりも分かりやすく解説いたします。また、堀ノ内斎場についての詳細解説や、よくある質問にもお答えしていますので、どうぞ最後まで読み進めてみて下さい。
杉並区の火葬場・堀ノ内斎場を解説
まずは、杉並区の方が火葬式をする際に利用する堀ノ内斎場について解説します。
杉並区の火葬式は堀ノ内斎場で行う
杉並区の方が火葬式を実施する場合、選択肢の筆頭は堀ノ内斎場です。
東京都23区内の6つの火葬場を運営する東京博善グループのひとつで、杉並区をはじめ、練馬区、中野区、新宿区など近隣の区民も利用します。
火葬炉は一般的な「最上等」や「特別室」をあわせて8基あります。
火葬の予約は9時から16時まで1時間ごとに枠があります。11時、12時、13時は、出棺後の火葬の利用者で大変混雑するため、火葬式の方は、9時、10時、14時、15時などの、比較的閑散とした時間帯に予約します。
堀ノ内斎場の住所・アクセスなど
以下、堀ノ内斎場の基本情報をまとめました。
▶住所
杉並区梅里1-2-27
▶駐車場
20台(1家族3台まで)
▶アクセス
東京メトロ丸の内線「新高円寺」駅下車、出口1・2より 徒歩8分
杉並区の火葬式の流れ
この章では火葬式がどのような流れで進んでいくのかを解説していきます。火葬式では、通夜や葬儀のようなセレモニーを行いません。杉並区の堀ノ内斎場の場合、全行程の所要時間は約1時間30分です。
●ご逝去
お身内の方がご逝去されたら、すみやかにマキノ祭典にご連絡ください。杉並区内であれば、最短30分でお客様のもとまで駆けつけます。医師から説明を受け「死亡診断書(または死体検案書)」を手渡されます。のちの「死亡届」になる大切な書類なので、マキノ祭典にお預け下さい。
●搬送・安置
火葬式の場合、堀ノ内斎場の安置施設にご遺体を預けるのがよいでしょう。ただし、火葬場の安置施設は大変混雑するため、安置施設が空いていない場合はマキノ祭典の安置室や近隣の安置施設をご案内いたします。
安置は、事前に納棺しておくケースと、あとから納棺するケースがあります。状況に合わせて適切なご案内をいたします。
●打合せ・予約・連絡
マキノ祭典との打ち合わせの中で火葬炉を予約し、火葬式の日程が決まれば関係者に連絡をします。
●死亡届の提出
死亡届に必要事項を記入してもらえれば、杉並区役所への死亡届の提出はマキノ祭典が代行します。火葬場に提出する「火葬許可証」が発行されます。
●火葬当日
火葬当日の流れは次の通りです。
- 火葬場に到着
火葬場には、火葬時間の30分前を目安に到着します。マキノ祭典の案内スタッフが先回りしてお待ちしております。
- 手続き、支払い
火葬許可証の提出や、火葬料の支払いなどを先に済ませておきます。
- 最後のお別れ
時間になりましたら、火葬棟にご案内いたします。棺のふたを開けて、故人様との最後のお別れをします。
- 火葬
棺のふたを閉じて、火葬炉に納まるところを見届けます。
- 読経、焼香
ご寺院様がいる場合、火葬炉に収まったあとに読経、焼香をします。ご寺院様がいない場合も焼香をします。
- 待機
2階の控室、またはロビーにて待機します。火葬時間は約45分です。
- 拾骨
火葬が終わると拾骨室にてお骨を骨壺に移します。二人一組で箸を持ち、一つずつお骨を移します。
この際、火葬場職員から火葬済みの印を付いた「火葬許可証」が手渡されます(お骨と共に箱に納められる)。後日の納骨や埋葬の際に必要となる書類なので、大切に保管します。
- 散会
すべての行程が終わり、散会となります。
杉並区の火葬式の費用
この章では、杉並区の火葬式の費用を解説します。
火葬式で必要なのは、基本的には火葬にかかる費用だけです。
杉並区で多数の火葬式を実施しているマキノ祭典の火葬式プランは、東京都の取り組みである区民葬儀制度を利用していることもあり、143,900円(税抜)と大変安くなっています(マキノ祭典は区民葬取扱店です)。
プランの中には次に挙げるものが含まれています。
- 寝台車(お迎え、ご移動)
- ドライアイス
- 手続き代行料(杉並区役所への死亡届や、火葬場への火葬許可証の提出)
- お棺(桐八分棺)
- 納棺奉仕料
- 位牌・野位牌
- 火葬場案内スタッフ
- 施行企画費
- 搬送消耗品(布団や衛生用品など)
なお、次に挙げるものはお客様が直接支払うものとして、プランに含まれません。
- 火葬場に支払うもの(安置室使用料、火葬料、骨壺、休憩室)
- 宗教者への謝礼(御布施)
- その他追加分(ドライアイス、搬送料の超過分など)
火葬場に支払う費用は主に以下の通りです。
▶火葬料金(区民葬利用・非課税)
大人:59,600円 小人(6歳未満):34,500円
▶収骨容器(税込)
大人用2号一式:11,990円
大人用3号一式:10,780円
小人用6号一式:2,530円
▶安置(保棺)料金(税込)
冷蔵保管:1日9,900円
一般保管:1日4,400円
▶休憩室(税込)
イス席:1人1100円
杉並区の火葬式。よくある質問
東京都の他の火葬場を利用してもいい?
問題ありません。杉並区の方が堀ノ内斎場以外の火葬場で火葬式をすることも可能です。実際に、堀ノ内斎場が混雑している場合、近隣の落合斎場(新宿区)で火葬式を行うこともあります。東京都内6カ所で火葬場を運営している東京博善グループの場合、堀ノ内斎場と同じ費用、流れで利用できます。
区民葬を利用することはできる?
区民葬とは、故人や喪主が東京都23区内にお住いの場合に適用される葬儀費用を安価に抑えられる制度のことです。区民葬で費用が安くなるのは、祭壇、棺、霊柩車、火葬料金、収骨容器の5項目です。火葬式においては、祭壇、霊柩車は不要ですが、棺、火葬料金、収骨容器に関しては区民葬の精度の利用が可能です。
ただし、区民葬は各自治体が定める区民葬儀取扱店しか利用できないので注意が必要です。ちなみに、マキノ祭典は区民葬儀取扱店なので、区民葬を利用したお得な火葬式プランをご用意しています。
火葬式の補助金制度はあるの?
火葬式の費用を少しでも安く抑えるために、補助金制度があればぜひとも利用したいところです。しかし、火葬式そのものに対して補助金制度があるわけではありません。
その代わり、葬儀を終えた方には、国民健康保険や後期高齢者医療制度の「葬祭費」(杉並区は7万円)、健康保険の「埋葬料」(協会けんぽ)だと5万円が支給されますので、こうした制度を利用しましょう。
杉並区の葬祭費の申請窓口は以下の通りです。
【国保の場合】
- 国保年金課国保給付係(杉並区役所東棟2階)
- 区民課(杉並区役所東棟1階)
- 杉並区内の各区民事務所
【後期高齢者医療制度の場合】
保健福祉部国保年金課高齢者医療係(東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号)
簡単なお別れ(告別式)をしたい場合、どうしたらいいですか?
通夜式や葬儀式をするまでではないものの、簡単なお別れの場(告別式)がほしいという方は少なくありません。そうした方は、火葬式の当日の午前中などに、ご自宅や杉並区の告別ホールで、お別れの時間を設けることができますので、マキノ祭典にご相談下さい。
死亡届などの書類の提出は自分で出すの?
杉並区役所に提出する「死亡届」や火葬場に提出する「火葬許可証」は、マキノ祭典が代行しますので、安心してお任せください。
お葬式のご相談は手厚いサポ一トの葬儀社・マキノ祭典へ!
ここまで、杉並区の方が火葬式を行うためのさまざまな情報をお伝えしてきました。火葬式の流れや費用、火葬場として利用する堀ノ内斎場の詳細情報など、詳しく理解できたのではないでしょうか。
杉並区で火葬式をお考えの方は、どうぞマキノ祭典にご相談下さい。マキノ祭典は東京都内のあらゆるお葬式のお手伝いに実績がございます。分からないこと、不安に思うことなど、お客様の声に耳を傾け、親切丁寧にアドバイスさせていただきます。