一周忌のお布施|金額相場、封筒・袋、表書きを分かりやすく解説します
「一周忌法要のお布施の金額相場は?」
「封筒や袋の選び方は」
「お寺にどのタイミングで渡したらいい」
…などとお困りではありませんか?
この記事では東京都練馬区で創業50年以上になるマキノ祭典が、一周忌法要のお布施について、金額相場、封筒や袋の選び方、表書きの書き方、渡し方やタイミング、さらには家族が準備すべきことなどを詳しく分かりやすく解説いたします。
一周忌のお布施の金額相場
まずは、一周忌法要で用意すべき、「お布施」「御車代」「御膳料」の金額相場を解説いたします。
お布施
一周忌のお布施は、読経や法話など、僧侶が法要を執り行ってくださることへの謝礼です。
金額の相場は 3万円~5万円程度 が一般的。
ただし、お寺とのお付き合いや地域によって差があります。檀家として長年お世話になっている場合は、少し多めに包むケースもあります。
御車代
「御車代」とは、一周忌の法要のために僧侶がご自宅や会場まで来てくださる際の交通費です。
金額相場は、5千円~1万円ほどで、お布施とは別の封筒に包みます。
一周忌法要をお寺でする場合、あるいは自宅や会場まで施主側で送迎の手配をするのであれば、御車代は不要です。
お寺と一周忌法要の会場が近い距離にある場合でも、気持ちとしてお渡しするのが丁寧です。
また逆に、遠方からお越しいただく場合は、実際にどれくらいの交通費がかかるかを計算して、御車代を包みましょう。
御膳料
一周忌法要のあとに会食を行わない場合には、お寺に食事代わりとして5千円~1万円程度を「御膳料」として包みます。
もしも会食の席にお寺をお招きするのであれば、御膳料は不要です。
一周忌のお布施の封筒・袋
このセクションでは、一周忌法要の際に、お布施を包む封筒や袋の、選び方、表書きの書き方、渡し方やタイミングについて解説します。
お布施袋の選び方
一周忌法要のお布施には、白無地の封筒または表書きに「お布施」と印字された奉書袋を使用します。黒白や黄白の水引がついた袋を選ぶ地域もあるようですが、基本的には水引なし・無地が最も無難です。
市販の仏事用封筒にも「お布施」「御車代」「御膳料」と、表書きが印字されたものがあるので、これらでも構いません。
「お布施」と書かれた袋に、御膳料や御車代の金額をまとめて納める場面もために見かけますが、「お布施」「御車代」「御膳料」と個別に分けて準備する方が丁寧と言えるでしょう。
表書きの書き方
表書きには「お布施」「御車代」「御膳料」とそれぞれ墨書きします。一周忌法要のお布施は、薄墨ではなく濃い墨で書くのが慣例です。
下段には名前を書きます。名字だけで問題ありません。
お寺への渡し方・タイミング
お布施は、法要が始まる前か、終わったあとに僧侶へ、施主が直接手渡しするのが基本です。
自宅で一周忌法要を行う場合は、名刺盆(お布施を差し出すための黒塗りのお盆)の上にお布施袋を乗せ、袱紗をかけて差し出すのが正式なかたちです。
もしもお寺や斎場などで一周忌法要を行う場合は、お布施袋を袱紗に納めて持参します。お寺に渡す時は、袱紗からお布施袋を出し、袱紗の上に袋を乗せて差し出すのがマナーです。
その時に、「本日はどうぞよろしくお願いいたします」または「本日はありがとうございました」と丁寧にお伝えします。
一周忌法要で家族が準備すべきこと
一周忌法要は、故人の追善供養の中でもとても大切な節目です。お布施の準備以外にも、次のような点を確認しておくと安心です。
- お寺(僧侶)への依頼と日程確認
- 参列者への案内
- 会食の手配
- 参列者への引き物の手配
- 供花やお供え物の準備
- 塔婆の手配(お寺から必要と言われた場合のみ)
- お布施・御車代・御膳料の封筒準備
早めに段取りを整えておくことで、心穏やかに一周忌法要を迎えることができます。
一周忌法要でお困りの方はマキノ祭典へ
一周忌は、故人を偲び、家族の心をつなぐ大切な時間です。
とはいえ、「お布施はいくら包めばいいのか」「お寺への連絡はどうすればいいのか」といった不安を抱える方も少なくありません。
マキノ祭典では、葬儀だけでなく、法要の準備やマナーのご相談にも丁寧に対応しています。
練馬区・杉並区・中野区・板橋区・西東京市など地域密着で培った経験をもとに、宗派ごとの慣習にも詳しいスタッフがサポートいたします。
一周忌法要のお布施に関する疑問や段取りでお困りの方は、どうぞお気軽にご相談ください。