【2026年版】葬儀費用の相場と内訳を徹底解説!平均より安く抑える賢い方法と式別料金ガイド
「葬儀費用の相場は一体いくらなのか」
「どうすれば安く抑えられるのか」
大切な方を亡くされた際、最初にぶつかる大きな壁が、この葬儀費用に関する疑問でしょう。
葬儀は、予期せぬタイミングで発生することが多く、慣れない費用体系や高額な料金を前に、冷静な判断ができず高額請求トラブルに巻き込まれてしまうケースも少なくありません。
しかし、知識と準備さえあれば、不当な上乗せを避け、納得のいく料金で執り行うことが可能です。
本記事は、2026年版の最新情報を踏まえ、葬儀費用の正確な相場、詳細な内訳、そして葬儀費用を安く抑えるための具体的なテクニックを徹底的に解説します。
葬儀費用の「相場」はいくら?
まずは、葬儀にかかる費用相場がどれくらいなのかを押さえておきましょう。
株式会社鎌倉新書「いい葬儀」が行った「第6回お葬式に関する全国調査(2024年)」によると、葬儀費用の総額は118.5万円だそうです。
※宗教者への謝礼は除く
<品目別の費用相場>
- 基本料金 75.7万円
- 飲食費 20.7万円
- 返礼品費 22.0万円
- 総額 118.5万円
<葬儀の種類別の費用相場>
- 家族葬 105.7万円
- 一般葬 161.3万円
- 一日葬 87.5万円
- 直葬・火葬式 42.8万円
くわしい調査データは、鎌倉新書さまのこちらのページをご覧ください。
ここまで、葬儀にどれくらいの費用がかかるかがお分かりいただけたかと思います。次のセクションでは、品目別に葬儀費用の構成をご紹介いたします。
葬儀費用の基本構造:5つの構成要素と平均
葬儀費用を少しでも安く抑えたいのであれば、まずは葬儀費用の基本構造を正しく知っておかなければなりません。
お葬式にかかる料金は、大きく分けて以下の5つの要素で構成されています。
それぞれの費用相場と、平均的な内訳を詳しく見ていきましょう。
葬儀一式プラン(本体価格)
葬儀社に支払うメインの料金です。「〇〇プラン」のベースになる部分です。祭壇、棺、遺影写真、運営スタッフの人件費などが含まれます。
お葬式のスタイル(家族葬、一日葬、火葬式など)によって、費用が大きく異なる部分です。マキノ祭典の場合は以下の通りです。
- 火葬式プラン 143,000円~(税込)
- 一日葬プラン 318,120円~(税込)
- 家族葬プラン 373,120円~(税込)
オプション項目(追加分)
基本プランに含まれないものの、お葬式の状況や、お客様のご要望によって追加が発生する品目です。
具体的には、搬送料金の超過分、ドライアイスの超過分、安置施設利用の超過分、祭壇や棺のグレードアップ、湯灌やラストメイクなどが挙げられます。
火葬場への支払い(火葬料・骨壺・休憩室)
葬儀社ではなく、火葬場へ直接支払う費用のことです。
火葬場によって費用が異なるので、事前の確認が必要です。
※鎌倉新書による調査データの「基本料金 75.7万円」は、ここまでの「葬儀一式プラン」+「オプション項目」+「火葬場への支払い」の合計と考えられます。
おもてなし費用(飲食・返礼品)
通夜振る舞いや精進落としなどの飲食代と、参列者へのお返しにかかる費用です。
参列人数によって費用が大きく変動するのが特徴です。最近では小規模の家族葬や一日葬が主流なので、安く抑えられる傾向にあります。
寺院・宗教者への謝礼(お布施など)
読経や戒名授与に対して宗教者へ支払う謝礼(お布施)です。
お布施は定額ではないのが基本ですので、どれくらいの費用を包むべきかはお寺と相談してみましょう。
平均相場は約20万円〜50万円と幅があります。
多くの場合、葬儀社のセット料金には含まれていないため、別途準備しておくべき重要な費用です。
(※鎌倉新書の調査データも、宗教者への謝礼は含まれていません)
形式別に見る葬儀費用の相場と料金
葬儀の費用は、どのような形式の葬式を選ぶかによって大幅に変動します。4つの主要な式の形態別における費用相場と平均料金を解説します。
家族葬の場合
近年、最も選ばれているのが家族葬です。最近は「一日葬」が需要を高めていることから、ここでは「家族葬=二日葬」と理解しておいてください。
親族や親しい友人のみで、通夜と葬儀を2日にまたいで行います。
参列人数が少ないため、平均的な総額は、参列者を受け入れる「一般葬」より安くなります。
鎌倉新書の調査データでは、家族葬の葬儀費用の平均相場は105.7万円です。
一日葬の場合
通夜を行わず、告別式と火葬を1日で済ませるのが一日葬です。
通夜振る舞いの飲食料や、通夜にかかる費用をカットできるため、効率的に葬儀費用を安くすることが可能です。
鎌倉新書の調査データでは、一日葬の葬儀費用の平均相場は87.5万円と、家族葬よりも18.2万円も安くなります。
直葬(火葬式)の場合
通夜・告別式を行わず、火葬場でのお別れだけの、最もシンプルな形式です。
祭壇や式場の料金が一切かからないため、葬儀費用は全形式の中で最も安く済みます。
火葬料や搬送料、最低限の安置料は必要ですが、宗教者への謝礼(お布施)を省略する場合は20万円前後まで料金を抑えられるケースもあります。
鎌倉新書の調査データでは、直葬・火葬式の葬儀費用の平均相場は42.8万円です。
一般葬の場合
親族だけでなく、仕事関係や近所の方など広く参列者を招く伝統的なお葬式スタイルです。
参列人数に比例して飲食料や返礼品の費用が膨らむため、平均総額は高額になります。
ただし、受け取る香典の総額も多くなるため、実際の自己負担額が家族葬と大きく変わらない場合もあります。
鎌倉新書の調査データでは、家族葬の葬儀費用の平均相場は161.3万円です。
葬儀費用を安く抑えるための実践テクニック
「大切な人のお別れだから」と、つい勧められるがままに料金を支払ってしまうと、葬儀費用はすぐに跳ね上がってしまいます。
平均的な相場よりも費用を安く、かつ納得のいく葬式を執り行うための具体的なテクニックを3つに絞ってご紹介します。
1. 安価な斎場・小規模な式場を選択する
葬儀費用の中で大きな割合を占めるのが式場使用料です。この費用を抑えることが、全体のコストダウンに直結します。
・小規模な斎場を選ぶ
必要以上に広い式場は使用料が高くなり、祭壇などの装飾費用もかさむ
・一日葬に対応した場を利用する
1日分の使用料だけで済む葬儀場を利用する
・火葬場併設斎場を選ぶ
霊柩車やマイクロバスの料金を浮かせることができ、葬式全体の費用をさらに安く抑えられます。
2. 不要なオプション料金を徹底的に見直す
葬儀社の提示する見積もりには、多くのオプション項目が含まれていることがあります。
・祭壇のランクを上げすぎない
祭壇は費用に最も差が出る項目です。生花の種類や規模を調整するだけで、数万円〜数十万円単位で料金が安くなります。
・棺や骨壺を標準品にする
素材や装飾にこだわらなければ、平均的な相場よりも料金を抑えることが可能です。
・過剰な演出を控える
過度な供花や花祭壇など、式の本質に関わらない追加のサービスを削ることで、葬儀費用を適正な範囲に留めることができます。
3. 葬儀社の「事前相談」と「会員割引」を利用する
多くの葬儀社では、生前に費用の相談を行う「事前相談」を受け付けています。
・会員割引の活用
葬儀の事前相談を行うことで、その葬儀社独自の会員制度に入会でき、基本料金が大幅に割引されるケースが多々あります。
・費用の透明化
あらかじめ見積もりを取ることで、平均相場と比較する余裕が生まれます。いざという時に「安くて信頼できる葬儀社」を冷静に判断できるため、高額な費用トラブルを未然に防ぐことができます。
これらの工夫を凝らすことで、葬式の質を保ちながら、葬儀費用の総額を平均よりもぐっと安く抑えることが可能になります。
高額請求トラブルを避ける!見積もりチェックポイント
葬儀費用を安く抑えるためには、契約前の「見積書」の精度を厳しくチェックすることが不可欠です。
提示された料金が平均相場より安く見えても、内訳が不透明だと後から高額な追加費用が発生するトラブルを招きます。
以下の3つのポイントを必ず確認しましょう。
1. 家族が負担すべき「総額費用」の概算が示されているか
葬儀社に支払うプラン料金だけでなく、葬式全体で最終的にいくら支払う必要があるのか、実費を含めた総額を確認しましょう。
多くの見積書では、火葬場に支払う「火葬料」や、お寺様へ渡す「宗教者への謝礼(お布施)」が除外されています。
これらを含めた全負担額の概算が示されていない場合、後から数十万円単位の費用が加算され、相場を大きく超えてしまうリスクがあります。
2. 超過分の上限や追加料金が分かりやすいか
葬儀は予定通りに進まないことも多く、搬送先が遠かったり、火葬場の空き待ちなどで日程が延びる場合があります。
搬送車の距離料金や、ドライアイス料や安置施設の利用料金について、「何キロメートル以内が無料か」「ドライアイスや安置料は何日分までがプラン内か」「超過した場合、1日につきいくら加算されるのか」という上限ルールを確認してください。
ここが曖昧だと、距離や日数が延びるだけで葬儀費用が際限なく膨らんでしまいます。
3. 品目の商品画像が分かりやすく提示されているか
見積書に書かれた「料金」だけで判断すると、当日に「思っていた内容と違う」という後悔を招くことになります。
特に費用の差が出やすい「祭壇料」や「棺料」については、必ず写真やカタログなどの画像で実物を確認しましょう。
画像がない場合、安く抑えたつもりが「写真と比べてあまりに貧相だった」といったトラブルになりかねません。納得のいく葬式にするために、視覚的な確認は必須です。
これらのポイントが網羅されている見積書を提示する葬儀社は、信頼性が高いと言えます。提示された料金が平均的な相場と比較して適切か、そして透明性があるかを冷静に見極めることが、葬儀費用を賢く抑えるコツです。
後悔しない葬儀費用の賢い決め方
葬儀費用は、単に「総額が安く済めば良い」というものではありません。最も大切なのは、支払った料金に対して、ご遺族が「大切な方を心を込めて送ることができた」と納得できるかどうかです。
株式会社鎌倉新書が示す平均的な相場を見ても分かる通り、お葬式の形式や場所によって費用は大きく変動します。後悔しないための賢い決め方のポイントは、以下の3点に集約されます。
・「譲れないもの」と「削れるもの」を明確にする
「お花をたくさん供えたい」「料理はこだわりたい」といった優先順位を決めましょう。それ以外のオプション料を安く抑えることで、メリハリのある葬儀費用の使い方が可能になります。
・事前の相談を恥ずかしがらない
万が一の際に、冷静に料金を比較するのは至難の業です。事前に複数の葬儀社へ相談し、火葬料や諸経費を含めた「総額の見積もり」を相場と比較しておくことが、最大の節約術でありトラブル回避策となります。
・透明性の高い葬儀社を選ぶ
追加料金のルールや、式場の使用料、安置にかかる費用を明確に説明してくれる葬儀社を選びましょう。説明が曖昧な場合、最終的な支払額が平均を大幅に超えてしまう恐れがあります。
葬儀は一生に何度も経験することではありません。だからこそ、この記事で紹介した相場や料金の内訳を参考に、ご家族にとってベストな形を選んでください。適正な費用で、心温まる葬式を執り行うための準備を、今日から始めてみてはいかがでしょうか。