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【ブログ・宮本真妃】私を葬儀社へ導いた祖父のお通夜 | の家族葬・区民葬ならマキノ祭典(株式会社まきの)

ブログ

【ブログ・宮本真妃】私を葬儀社へ導いた祖父のお通夜

2025.10.13

こんにちは。マキノ祭典の宮本真妃です。

私は福岡県田川市で生まれ育ち、大学進学を機に神奈川へ出てきました。外国語を専攻して、海外の児童文学を学びながら、将来は公務員になろうと考えていました。

ところが大学3年生のとき、祖父が亡くなったことで私の人生は大きく変わりました。今日は、そのときの体験と葬儀社を志した理由についてお話しします。

通夜で感じた「あたたかさ」

祖父のお通夜は田川の葬儀会館で行われました。家族葬といっても親戚やご近所の方々も集まり、100人ほどの大きなお通夜になりました。

私にとってはじめての参列で、正直もっと厳かで静かなものを想像していましたが、実際は、祖父の安置されている和室で、親族が食事をしながら思い出話をしたり、近況を語り合ったりする、とてもあたたかい場でした。

普段あまり話さない従兄が声をかけてくれたり、誰かが棺の中のおじいちゃんに語りかけたり。あとから来た親戚がビールや焼酎を買い込んできて、みんなで分け合う場面もありました。

厳粛な儀式の時間と、笑い声の混じる食事の時間。両方ともが祖父を偲ぶために大切で、その「メリハリ」が心地よかったのです。お葬式には、こんなにも人の心をあたためる力があるのかと、強く印象に残りました。

涙を流す祖母のうしろ姿

もうひとつ忘れられないのは、火葬場での祖母のうしろ姿です。

いつも気丈で、ちゃきちゃきとした祖母。祖父は九州男児らしく亭主関白で、人に厳しく自分に甘い、病院の先生からお酒を止められてもついつい飲んでしまい、祖母に怒られる、そんな人でした。

それでも仲の良い夫婦で、祖父はいつも「おばあちゃんの料理が世界一美味しい」と言っていたのを思い出します。

通夜の時も、葬儀の時も、ずっといつも通りの祖母だったのですが、いよいよ祖父が火葬炉に納まった時、私たちの前で声をあげて泣いていたのです。

私はそこではじめて祖母の涙を見ました。強い人でも、深い悲しみに沈むときがある。その姿に胸を打たれ、「こういう風に悲しんでいる人を支える仕事がしたい」という風に考えるようになったのです。

この日を境に、公務員になろうと思っていた私の進路は、大きく変わることとなります。

就職活動とマキノ祭典との出会い

祖父の葬儀を終えて、神奈川に戻り、私は就職先を葬儀社一本に絞り、就活では3社に応募しました。大手葬儀社、大手仏具店、そしてマキノ祭典です。

はじめの2社は、会社の規模が大きいこともあったのか、グループディスカッションやワークが多く、どこか形式的で「自分がここで働くイメージ」が湧きませんでした。

一方でマキノ祭典は、人事担当の方が実際に現場へ同行させてくれたり、そこで先輩社員と話をする機会を頂きました。また、新卒の先輩社員との食事の席まで設けてもらい、「ここだときっとこうして働くんだな」と、しっかりとイメージすることができました。

また、マキノ祭典のみなさんはとってもやさしく、あたたかく、時に個性的で、人間味あふれる人たちがあふれています。葬儀の現場ではきっちりと振る舞い、でも、事務所に戻ると冗談を言い合う。そのメリハリのある雰囲気にも惹かれました。

祖父の葬儀の時にも感じた厳粛さとあたたかさのメリハリを、ここでも感じることができたのです。

「葬儀社で働こうと思う。じいちゃんの葬儀見て、私も憧れたと」

そのように伝えると、父は「好きにしたらよか」と背中を押してくれましたが、母はとても心配していました。「土日休みやなかとにに大丈夫?」「勤務体系が厳しいっちゃないと?」と働き方に不安を抱いてくれたのです。

それでも、あれから8年。今はしっかりと葬儀社としての経験も積み、出産を経て土日休みのシフトに変えてもらい、母も安心してくれています。

マキノ祭典では子育てと仕事を両立できる環境が整っており、私は働くママとして一児を育てながら現場で働き続けています。

おわりに

祖父のお葬式で経験したお通夜の光景、祖母のうしろ姿。その体験がなければ、私は葬儀の仕事を選んでいなかったでしょう。

そしてマキノ祭典は、人間味にあふれた職場で、葬儀という厳かな場でも、裏では人と人とのあたたかいつながりが息づいています。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。次回は、子育て中の私がどのように働いているのか、そしてマキノ祭典の産休・育休制度や、女性の働き方についてリアルなお話をしたいと思います。