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板橋区-葬儀の豆知識 (お葬式前)

練馬区の人におすすめの火葬場併設斎場4選

練馬区内には火葬場がありません。そのため練馬区の方は堀ノ内(杉並区)、落合(新宿区)、戸田(板橋区)、多磨(府中市)のいずれかの火葬場を利用します。そして、これらの火葬場に併設する斎場が大変人気を集めています。練馬区内の葬儀式場から各火葬場に移動するなら、はじめから火葬場併設斎場で葬儀をした方が楽で便利だからです。

この記事では、練馬区の方におすすめのこれら4つの火葬場併設斎場について、詳しく解説いたします。

練馬区の葬儀場・火葬場事情

練馬区内には、葬儀を行える斎場はたくさんあるものの、火葬場がありません。そのため、各斎場で葬儀をしたあとは、近隣の火葬場に出棺することとなります。近隣の火葬場とは、以下の4つです。

  • 堀ノ内斎場(東京都杉並区)練馬区全域の方が利用
  • 落合斎場 (東京都新宿区)練馬区東部の方が利用
  • 戸田葬祭場(東京都板橋区)練馬区北部の方が利用
  • 多磨葬祭場(東京都府中市)練馬区西部の方が利用

斎場から近い火葬場を選ぶのが基本ですが、東京都内の火葬場は慢性的に混雑状況にありますから、これら4斎場の予約を確認して、空いているところを利用するというのが実情です。

たとえば、練馬区でも江古田や豊玉などの東部の方は、新宿区の落合斎場が最寄りですが、予約で埋まっている場合は、堀ノ内斎場や戸田葬祭場を選ぶ、といった具合です。

また、これら4つの火葬場にはすべて葬儀を行える斎場が併設しているため、はじめからその斎場を希望する人も多くいます。

火葬場併設斎場にはいくつかのメリットがあります。

  • 出棺後の流れがスムーズで負担が軽減される
  • 霊柩車の費用がかからない(ただし、落合斎場は例外)
  • 認知度が高く、参列者がアクセスしやすい

練馬区内の斎場で葬儀をしたとしても、最終的には火葬場まで移動することになります。であるならば火葬場併設斎場を利用しようという考えに至るのです。実際に火葬場併設斎場は高い人気を誇っています。

それでは、練馬区の方が利用するこれら4つの火葬場ならびに斎場について、詳しく解説していきます。

※なお、利用料金などの情報は、2024年9月5日現在のものです。

堀ノ内斎場

堀ノ内斎場は、杉並区梅里にある火葬場併設の斎場で、東京都23区内の6カ所の斎場を運営している東京博善グループのうちのひとつです。グループの中では最も規模が小さいものの、練馬区の方が最も多く利用する火葬場として知られています。

堀ノ内斎場は8基の火葬炉と7室の斎場を有します。斎場は、従来式場が3室、令和5年8月にリニューアルした家族葬向けの小規模な「新型式場」が4室あります。

火葬場

8基の火葬炉のうち、「特別室」が3基、「最上等」が5基です。

特別室はゆとりのある空間で故人さまを送り出すことができます。火葬場の利用料金は、練馬区の方をはじめ、すべての利用者が大人:123,000円、小人:63,500円です(非課税)。

最上等は一般的なグレードの火葬炉です。火葬場の利用料金は練馬区の方をはじめ、すべての利用者が大人:90,000円、小人:51,000円です(非課税)。

従来式場「雪」3室

斎場棟1階に3室が並ぶ従来式場「雪」は、約40席収容でき、エントランスを受付スペースとして使用できることから、家族葬や一日葬のようなコンパクトな葬儀だけでなく、一般葬としても利用できます。また、控室が別室に設けられています。斎場利用料金は練馬区の方をはじめ、すべての利用者が297,000円(税込)です。

新型式場「雪」2室

新型式場は「雪」は、家族葬や一般葬など、中規模の葬儀にご利用できる斎場で、式場と控室が一体になっています。斎場利用料金は練馬区の方をはじめ、すべての利用者が242,000円(税込)です。

新型式場「旅」2室

新型式場「旅」は、家族葬などのコンパクトな葬儀に最適な斎場です。式場と控室が一体となっており、ご家族が自宅のリビングのように心落ち着いて故人さまと最後の時間を過ごすことができます。斎場利用料金は練馬区の方をはじめ、すべての利用者が198,000円(税込)です。

落合斎場

落合斎場は、新宿区上落合にある火葬場併設の斎場で、堀ノ内斎場と同様、東京都23区内で斎場運営をしている東京博善グループのうちのひとつです。グループの中でも火葬炉や斎場がしっかりと整い、新宿区、中野区、豊島区、練馬区の人たちに利用されています。

落合斎場は10基の火葬炉と12室の斎場を有します。斎場は、従来式場が4室、令和5年8月にリニューアルした家族葬向けの小規模な「新型式場」が8室あります。

火葬場

8基の火葬炉のうち、「特別殯館」が2基、「特別室」が2基、「最上等」が6基です。

特別殯館は、最もグレードの高い火葬炉です。炉前ホール、収骨室を合わせた面積は231㎡にも及びます。他の家族と顔を合わせることもないので、広々とした空間で故人さまとの最後のお別れの時間を過ごせます。火葬場の利用料金は練馬区の方をはじめ、すべての利用者が大人:160,000円、小人:88,000円です(非課税)。

特別室はゆとりのある空間で故人さまを送り出すことができます。落合斎場の特別室は2基しかないので、他の葬家と重なることもほとんどなく、ご家族にとっては心静かに最後の時間を過ごせます。火葬場の利用料金は、練馬区の方をはじめ、すべての利用者が大人:123,000円、小人:63,500円です(非課税)。

最上等は一般的なグレードの火葬炉です。火葬場の利用料金は練馬区の方をはじめ、すべての利用者が大人:90,000円、小人:51,000円です(非課税)。

従来式場「雪」4室

落合斎場の別館には、従来式場「雪」が4室並びます。間取りは堀ノ内斎場と同じで、約40席収容。家族葬や一般葬などに適しています。さらには2室をまとめて利用することで、大規模葬儀にも利用できます。斎場利用料金は練馬区の方をはじめ、すべての利用者が275,000円(税込)です。

なお、落合斎場の従来式場に限り、火葬棟とは斎場棟の間に公道が走っていることから、出棺の際には霊柩車を手配しなければなりません。

新型式場「雪」6室

新型式場は「雪」は、本館の2階ならびに3階に配置されています。家族葬などの小規模から中規模の葬儀にご利用できる斎場で、式場と控室の一体型と、控室を別にするタイプとがあります。斎場利用料金は練馬区の方をはじめ、すべての利用者が209,000円~275,000円(税込)です。

新型式場「旅」2室

新型式場「旅」は、家族葬や一日葬などのコンパクトな葬儀に最適な斎場です。落合斎場の「旅」は、本館3階にある「雪8」を「旅」として利用します。斎場利用料金は練馬区の方をはじめ、すべての利用者が198,000円(税込)です。

戸田葬祭場

戸田葬祭場は、板橋区舟渡にある火葬場併設斎場です。東京都23区の中では、唯一、東京博善グループとは異なる単立の民営斎場で、主に23区の北部(板橋区、北区、練馬区)の都民の葬儀や火葬をサポートしてきた伝統ある斎場です。

火葬場

戸田葬祭場には、15基の火葬炉があり、「特別殯館」が2基、「特別室」が3基、「最上等」が5基です。

戸田葬祭場の特別殯館も、他の家族と重なることなく火葬の立ち合いや拾骨ができます。廊下の壁面のガラスのレリーフなど、室内の空間演出も趣向を凝らし、安らかな雰囲気が漂います。火葬場の利用料金は、練馬区の方をはじめ、すべての利用者が大人:177,000円、小人:104,500円です(非課税)。

特別室は、広々とした通路や炉前ホールが確保されており、ご家族はゆとりのある空間で故人さまを送り出せます。火葬場の利用料金は、大人:107,500円、小人:54,500円です(非課税)。

最上等は一般的なグレードの火葬炉です。火葬場の利用料金は練馬区の方をはじめ、すべての利用者が大人:90,000円、小人:51,000円です(非課税)。

光の間(3階)

光の間は戸田葬祭場の中でもっとも多い席数(90席)が並ぶ葬儀斎場です。1フロア1斎場となっているので、他の家族と重なることもなく、映像や音楽の演出も可能で、一般葬や中規模の葬儀におすすめです。利用料金は練馬区の方をはじめ、すべての利用者が297,000円(税込)です。

せせらぎの間(4階・2室)

せせらぎの間は、約70席が並ぶ葬儀斎場です。一般葬と家族葬の両方で利用可能で、ご家族でゆっくりと故人さまを送り出すのにおすすめです。利用料金は、練馬区の方をはじめ、すべての利用者が198,000円(税込)です。

思食の間(別館・2室)

思食(しじき)の間は、戸田斎場別館の2室です。椅子席は約50席並び、家族葬や一般葬に最適です。また、全館使用にすることで、片方を葬儀場、片方を受付や待合スペースとして利用でき、大規模葬儀にも対応できます。

利用料金は、練馬区の方をはじめ、すべての利用者が253,000円(税込)です。

戸田サービス館(別棟・4室)

戸田葬祭場の敷地内には、家族葬に特化したコンパクトな斎場「戸田サービス館」があります。

ひと目見るとアパートのような建物になっており、10人前後を上限とした小さな斎場です。ごく少人数のお葬式に最適なことから、練馬区からの利用者も多く、人気です。

費用は、練馬区の方をはじめ、すべての利用者共通です。1階の葬儀式場が55,000円、2階控室が22,000円、1階2階ともに利用の場合は77,000円です(価格はすべて税込)。

多磨葬祭場

多磨葬祭場は、東京都府中市にある火葬場併設斎場です。武蔵野エリアの人だけでなく、練馬区の人にもよく選ばれています。

火葬場

多磨葬祭場には、すべてで14基の火葬炉があり、「特別殯館」が2基、「特別室」が4基、「最上等」が8基です。

特別殯館は、完全個室が確保されているため、他の家族と重なることなく、故人さまとのお別れの時間が過ごせます。火葬場の利用料金は、練馬区の方をはじめ、すべての利用者が大人:170,000円、小人:90,000円です(非課税)。

特別室は、上質な雰囲気と広々としたスペースが確保された火葬炉です。ご家族は心落ち着けて故人さまを送り出すことができます。火葬場の利用料金は、練馬区の方をはじめ、すべての利用者が大人:120,000円、小人:50,000円です(非課税)。

最上等は、一般的なグレードの火葬炉です。火葬場の利用料金は、練馬区の方をはじめ、すべての利用者が大人:90,000円、小人:42,000円です(非課税)。

思親殿(大斎場)

多磨葬祭場の式場部分は「日華斎場」と呼ばれ、大小2つの斎場があります。

思親殿(大斎場)は120名から150名を収容できる斎場で、中規模から大規模の葬儀に適します。利用料金は、練馬区の方をはじめ、すべての利用者が418,000円(税込)です。

行華殿(松・竹)

約50名収容の行華殿は、家族葬に最適な斎場です。同じ間取りの式場が2つ並び、それぞれ「松」「竹」と呼ばれています。利用料金は「松」「竹」ともに、練馬区の方をはじめ、すべての利用者が253,000円(税込)です。

はなれ(家族葬・少人数)

日華斎場の中でも最もコンパクトな斎場なのが「はなれ」です。約12名収容なので、小規模な家族葬の方におすすめです。利用料金は、練馬区の方をはじめ、すべての利用者が143,000円(税込)です。

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