
【ブログ・若林知也】弱くても、好きでたまらない。私と西武ライオンズの話

こんにちは。マキノ祭典の若林知也です。
マキノ祭典の社員ブログ、毎月社員が2記事ずつ日々の仕事のことを書いていますね。
今回、ついに私の番が回ってきて、さて何をテーマにしようかなと考える間もなく、「そりゃもう、西武ライオンズでしょ!」と心の中で決めていました。
ということで、私の大好きな「西武ライオンズ」についてのとりとめのないお話に、お付き合いくださいませ。
練馬!西武!ライオンズ!
マキノ祭典は練馬区の葬儀社です。
上石神井に本社があり、練馬駅、石神井公園駅、大泉学園駅周辺に、お葬式相談サロンを構えています。これら全部、西武鉄道の駅チカですよね。
私自身も上石神井に住んでいて、西武新宿線と西武池袋線は、練馬区民にとってはなくてはならない存在であることは百も承知です。
多くの方は、上り列車、つまり新宿や池袋に向けて乗車するのでしょうが、私の場合は月に3回程度、下り列車に乗って、西武球場前まで乗車します。
そう!月に3回はベルーナドーム(西武ドーム)に通うほど、西武愛が強いのです。
本格的に西武ライオンズを応援するようになったのは、じつは最近のことです。
きっかけは、去年の春休み。予定のないある日、ふと「野球でも観に行ってみようかな」と思ったんです。
初めて足を運んだベルーナドーム。最上段のコンコースから見下ろす景色に、心を鷲掴みにされました。
そして、目の前で繰り広げられる試合、熱い応援、球場全体がひとつになっているような雰囲気。なんとも言えない高揚感がありました。
その日を境に、私はすっかりライオンズにハマり、気づけばファンクラブに入会していたのです。
この記事を書くにあたって、「どうして、こんなにライオンズが好きなのだろうか」と、改めて振り返ってみると、理由は2つあるように思いました。選手と応援です。
選手の成長を見届ける
ライオンズって、お金にモノを言わせる球団じゃない、ドラフトで獲得した選手をじっくりと育てていく、そんなチームです。
もちろん、球団が手塩にかけて育てた選手、ファンたちがあたたかく見守り続けた選手が成長して、他球団に刈り取られるのは、複雑な想いがします。石毛、工藤、秋山、清原、松井、和田、涌井、中島、片岡、岸、浅村、森、山川・・・。
これだけの名選手を西武が輩出したことを、西武ファンは誇っていいと思います。
だからこそ、40歳を超えてなお、現役でチームを引っ張ってくれている中村剛也選手と、栗山巧選手というチームのレジェンドには、足を向けて眠れません。
選手たちの成長を見続けるという意味では、チームが勝っても負けても、応援する姿勢は変わりません。
もちろん、勝って球場で盛り上がりたいですが、負けたら負けで、「しょうがない、次、次」と切り替えます。
負けて一番悔しいのは選手たちでしょうし、負けが込んでいるからこそ、勝った時の喜びは人一倍です。
応援で心がひとつになる
私が西武ライオンズを好きな理由は、もちろん選手たちもそうなんですが、もうひとつ、「応援するファンの姿」です。
2024年シーズン、西武は圧倒的な最下位。それでも、最下位が決まった翌日から、球場の来場者数は上がったというんですから、驚きですよね。
負けが込んでいても、応援席は元気。外野スタンドでは、チャンテ(チャンステーマ)が鳴り響き、一体感がすごい。私もその中に混ざって、声を張り上げて応援しています。
プロ野球ファンなら、他球団のファンでも知らない人はいないとされるライオンズの「チャンテ4」。
ジャンプをしながらこれを歌う時なんて、もう最高。女性のパートと男性のパートが交互に入れ替わる瞬間なんて身震いしながら歌ってますし、打てる気しかしない。
そして、ファンたちの期待通りに打線がつながるあの瞬間、みんなと気持ちが重なるあの瞬間が、たまらなく好きです。
最後に
先日、お葬式の担当をさせていただいた方の中に、西武ライオンズの立ち上げに関わった方がいらっしゃいました。
その方の葬儀には、西武球団関係者も参列されていて、メモリアルコーナーにはライオンズのユニフォームを飾りました。
その方のお葬式を担当できたことは、私にとって大きな誇りです。練馬に住み、練馬の葬儀社に勤めていたからこそ叶ったご縁だと感じています。
練馬、西武、ライオンズ。
私の「西武愛」は、これからも続いていきます。
勝っても負けても、変わらず、ただ「好きだから応援する」。それが私のスタイルです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。