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【必見!】練馬区の葬儀にお得な制度「練馬区指定葬儀場」 | の葬儀・区民葬・家族葬ならマキノ祭典・株式会社まきの

練馬区の葬儀の豆知識

【必見!】練馬区の葬儀にお得な制度「練馬区指定葬儀場」

2022.01.12

普段なかなか葬儀の現場に触れることがないため、葬儀にはどのようなしきたりがあるのか分からないという人も多いのではないでしょうか。特に練馬区をはじめとする東京には、地方から移住してきた人も多く、故郷のしきたりと練馬区でのしきたりの違いに驚かれる人も少なくありません。この記事では、練馬区で葬儀をお考えのあなたのために、東京の、そして練馬区ならではの葬儀の風習やしきたりについてご紹介いたします。

■練馬区では、参列者にも通夜ぶるまいでおもてなしする

練馬区をはじめとする東京近郊では、親族だけでなく一般参列者にも通夜ぶるまいの料理をもてなすしきたりがあります。また、練馬区などでは通夜ぶるまいのことを「お清め」とも言います。

通夜ぶるまいとは

通夜ぶるまいとは、お通夜のあとの飲食のもてなしのことです。お寿司や煮物やオードブルなど、大皿料理を並べて親族や参列者をもてなします。

地域によって異なるおもてなし 練馬区では参列者全員にふるまう

練馬区で葬儀社をしていますと、通夜ぶるまいは遺族や親族だけでなく、参列者にもふるまうのが当たり前だと思っていましたが、全国的に見るとそうでもないようです。たとえば近畿地方などでは、参列者への飲食のもてなしはなく、通夜ぶるまいは遺族や親族に対して用意します。

練馬区をはじめとする東京では当たり前のように参列者へも通夜ぶるまいの席へと案内します。並べられた料理は遺族から参列者に対して感謝が込められたものですから、一口だけでもいただくのがマナーです。

通夜ぶるまいはつながりを再確認する大切なしきたり

神事や仏事、葬儀や法事のあとの食事の席は古来より大切なしきたりとされてきました。神仏や死者とのつながり、この世に生きる者同志のつながりを確認しあう上で、飲食のもてなしが果たす役割はとても大きいのです。民俗学に「神人共食」という言葉があるほどです。

参列した人たちが共に飲食しながら故人様の生前の姿に想いを馳せる。通夜ぶるまいは、お葬式においてかけがえのない時間なのです。

コロナ禍で変わる葬儀のしきたり

最近では、新型コロナウイルスの影響で通夜ぶるまいを縮小したり、省略するケースも増えています。そもそも家族葬が増えているため、一般参列者へのおもてなしの機会が減りましたし、通夜ぶるまいそのものをせずに持ち帰り用の弁当を用意するようになりました。時代が変わると、しきたりもまた移ろっていくのです。

♦練馬区近郊の火葬場はすべて民営

東京都心は全国的にも珍しく、火葬場が民間企業の運営によって行われています。練馬区の方がよく利用する、堀之内斎場(杉並区)、落合斎場(新宿区)、戸田斎場(板橋区)、多磨斎場(府中市)などもすべて民営です。他の地域にはない、民営ゆえのしきたりについてご紹介いたします。

どうして東京だけ民営なの?

日本環境斎苑協会が2018年に行った調査によると、日本全国には火葬場が1457ヶ所があり、そのうち1409ヶ所、実に全体の96.7%が公営火葬場です。これに対して民営火葬場はわずか15か所、全体の1.0%で、このうちの9か所が東京都心や近郊にあるのです。

どうして東京だけ民営火葬場が多いのでしょうか。これには歴史的な背景があります。

明治期の事業家の木村荘平が東京都心の火葬事業を一気に手がけ、これがインフラ化していき、いまの火葬場あるのです。また、東京は日本の首都ですから、自治体が新たに公営火葬場を手がけようとしても、土地不足や住民の反対から、新設が困難であることは想像に難くありません。

練馬区近郊は民営火葬場 費用が高い

民営火葬場であるため、税金の投入もなく、火葬料金は全国的にかなり高めです。通夜や葬儀をしない火葬のみの「直葬」でも、20万円から30万円の費用がかかります。2022年1月現在、練馬区近郊の火葬場の一般的な火葬料金は7万5千円です。通常、自治体の公営火葬場だと1万円前後ですし、安いところだと無料とするところもあるほどです。こうして比較してみると、練馬区近郊の火葬費用がいかに高いか、お分かりいただけるでしょう。

心付けのしきたり

火葬場職員への心付け(職員へのチップ)のしきたりも薄くはなってきましたが、いまだに残っています。

心付けとは、葬儀が地域住民の支え合いで行われていた頃のしきたりの名残で、葬儀のお手伝いに対しての金銭のお礼です。

公営火葬場の場合、職員も公務員ですから心付けは固く禁じられています。民営火葬場の場合、心付けのしきたりは昔ながらのものとして今も残っています。ただし、しきたりに従って心付けを用意するかどうかは施主の方の判断ですし、心付けがないとしても火葬業務の質が落ちるようなことはまずありえません。そしたことから、心付けというしきたりも最近ではあまり見られなくなってきました。

♦7日ごとの追善法要は、葬儀当日の初七日法要へ

練馬区をはじめとする東京では、葬儀当日に初七日法要を行うのが一般的です。本来は、亡くなって7日目に執り行い、以降、二七日、三七日…というように、四十九日まで7日ごとに僧侶を招いて手厚く供養するのが「追善法要」です。こうした古くからのしきたりも、東京という土地柄から省略されがちなのです。

追善法要の意味

日本の仏教では、亡くなった人は四十九日の旅に出て、その後閻魔大王によって来世の行き先が決められるとされています。6つの行き先(地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間道、天道)の中でいいところに生まれ変わってほしいと願うのは家族なら当然のことです。生前に善徳をたくさん積んでおけば来世によい世界に生まれ変われるため、7日ごとに法要を執り行い、故人に代わってあとから追うように家族が善徳を積む。そのことから「追善」法要と呼ばれているのです。

 

葬儀当日に繰り上げられる初七日法要 その背景

しかし最近では、親族が集まっている葬儀当日に初七日法要を行うのが一般的で、特に東京ではこの傾向が顕著です。7日ごとに親族が集まるのは困難ですし、家族も仕事や学校に忙しく、僧侶を受け入れる余裕がありません。

練馬区での葬儀のほとんどが、葬儀当日に初七日法要を行います。火葬後に行うケースもあれば、さらに合理化を図って葬儀式の中でまとめて行うこともあります。こうしたしきたりの簡略化には批判の声もありますが、葬儀件数が極端に多い練馬区をはじめとする東京では、葬儀の合理化、スリム化を図らないと他の葬家に迷惑がかかる、という側面も否めません。

省略される追善法要

練馬区をはじめとする東京では、初七日は葬儀当日に繰り上げて行うけれど、それ以降の7日ごとの追善法要は省略する、という人がほとんどです。葬儀当日に初七日法要まで済ませ、次の法要は四十九日というケースを取ります。

■練馬区に伝わる古くからの葬儀のしきたり

練馬区は歴史深い地域で、古くからのしきたりの名残もわずかに看ることができます。古来から続く練馬区の葬儀のしきたりをご紹介いたします。

 

練馬区の葬儀のしきたり(1) 納棺の時に豆腐を食べる

練馬区やその近郊の地域では、古くから納棺の時に豆腐を食べるしきたりがありました。これを「食い別れ」などと呼びます。

納棺を始めるにあたり、白いものを食べて身を清める意味合いがあるものと思われます。お皿に豆腐を置き、参加者全員で平らげるというものです。喪主から順に箸をつけ、順番に一口ずつ食べていき、そのあとには清めのお酒を一口だけ飲み、それから納棺に臨むのです。

まだまだ田畑の残る練馬区ですが、食い別れはこうした農村地帯を中心につい数年前まで行われていましたが、最近では葬儀の簡素化に加えて新型コロナウイルスの影響もあり、すっかり見られなくなりました。

練馬区の葬儀のしきたり(2) 葬儀後に「念仏講」を営む

火葬も終わって、食事も済んで、これで葬儀はおしまい。あとは家に帰って遺骨を祭壇に飾るだけ、とお思いの方もいるでしょう。しかしかつての練馬区ではここからもうひとつ、しなければならないことがありました。念仏講です。

念仏講とは、地域の人たちが葬家の自宅に寄り合って、遺骨を前に読経や念仏を行う民俗行事です。念仏講は練馬区だけでなく全国各地で見られるしきたりで、葬儀の時だけでなく、各諸仏の縁日や、厄除けや雨乞いの時にも行われているそうです。

しかし最近では家族葬が増え、地域の方々の参列が減っていることもあり、念仏講という昔ながらのしきたりも見られなくなっています。

♦【必見!】練馬区の葬儀にお得な制度「練馬区指定葬儀場」

古くからのしきたり、というわけではないのですが、練馬区には他の区にはない、区民にやさしい補助金制度「練馬区指定葬儀場使用料助成金」があります。

石神井の「宝亀閣斎場」、高野台の「東高野会館」、大泉の「橋戸会館」などの指定葬儀場を利用すると、喪主に葬儀の補助金として1万5千円が支給されます。ただし、葬儀場の使用日が2021(令和3)年3月31日以前の場合は3万円です。

マキノ祭典がおススメする葬儀場は次の3つです。

練馬区で葬儀 おススメの葬儀場(1) 宝亀閣斎場

宝亀閣斎場は、練馬区石神井台にある練馬区指定葬儀場です。10名程度の小斎場と、40名程度収容可能な大斎場があり、家族葬や一般葬のそれぞれに適しています。たいへんきれいな会館で、石神井エリアの方にとってはなじみのある葬儀場です。

練馬区で葬儀 おススメの葬儀場(2) 東高野会館

東高野会館は高野台にある練馬区指定葬儀場です。西武池袋線「練馬高野台」駅徒歩5分、環八通りすぐという、電車と車の双方においてアクセスが良好で、その立地の良さから大変人気な会館です。3つの式場があり、全館使用もできるため、家族葬や一般葬それぞれでご利用いただけます。

練馬区で葬儀 おススメの葬儀場(3) 大泉橋戸会館

大泉橋戸会館は、大泉町にある練馬区指定葬儀場です。2015(平成27)年にリニューアルされたばかりで大変新しく、バリアフリーも完備しているため、高齢者の方にも安心してご利用いただけます。使用料も安価で、大泉エリアの方に多く利用されています。