【ブログ・好永】地域の輪を広げる葬儀屋さんの話
こんにちは。マキノ祭典・ファミリーサポート事業部の好永(よしなが)です。
28歳のときにマキノ祭典へ入社し、地域の皆さんとご縁を結びながら、日々お葬式や終活のお手伝いをさせていただいています。
マキノ祭典のスタッフたちは、毎日お葬式の現場でキリッと汗を流しているのですが、私の働き方はちょっとだけ毛色が違います。一言で言うと「地域の方々とのご縁をひたすら広げる」のが私のお仕事!
最近はインターネットで集客する格安葬儀サービスなども増え、「ネット表示と実際の金額が違う!」なんていうトラブルがあとを絶たないと聞きます。
でも、マキノ祭典が一番大切にしているのは、練馬区をはじめとする地域のみなさんとの「人と人との泥臭い繋がり」。そのご縁つなぎの最前線に立って、日々あちこちを駆け回っているのが私なのです!
営業なのに。
関西の大学を卒業後、新卒で入社したのは物流企業でした。そこでの担当は企業間の営業。6年間、埼玉や東京の大田区を拠点に汗を流していました。
当時の私の現場は、なかなかシビアな毎日。取引先からは日常的に「運賃をまけてよ~」と叩かれ、トラブルが起きれば「どちらが箱を壊したか」で揉める毎日。
一応、年間休日はたくさん取れる仕組みでしたが、休みの前日に限って荷主さまからドカンと大量の荷物が出荷されます。
東京〜大阪間の長距離便が遅れに遅れ、翌朝出社しても現場に荷物が届いていない……なんてこともざらにありました。
「もうダメだ、現場がまわらない!」となれば、営業の私が大阪まで荷物を運ぶこともありました。
「自分は一体、誰のために何をしているんだろう」と、嫌になることも多かったなぁと覚えています。
マキノ祭典との出会い
「このままの働き方を、ずっと続けていていいのだろうか」
そんな葛藤を抱えて28歳のときに転職活動を始め、転職サイトで偶然ヒットしたのがマキノ祭典でした。
葬儀業界の知識はゼロ! それでも面接で話を聞き、地域に対して真摯に向き合っている姿勢を知るうちに、「ここなら、人の役に立つ実感を持ちながら働けるかもしれない」と感じ、飛び込むことを決めました。
入社してみると、そこは前職とは正反対の世界でした。
ずっと企業間取引(いわゆるBtoB)の殺伐とした世界にいた私にとって、ご遺族や地域の方々から直接「好永さん、本当にありがとう」と感謝していただける体験は、胸が熱くなるほどの感動でした。
「自分の頑張りがそのまま誰かの安心につながり、しかも『ありがとう』とまで言ってもらえるだなんて……!」
同期入社の仲間たちと切磋琢磨しながら仕事に打ち込む中で、「マキノ祭典に来て、本当に良かった。今の仕事、最高!」と心から思えるようになったのです。
持ち前のフットワークで終活を普及
現在、私は単にお葬式をお手伝いするだけでなく、練馬区の地域コミュニティにどっぷりと浸かりながら「終活の普及活動」に力を入れています。
ご縁の始まりは、地域包括支援センターです。2〜3ヶ月に1回ペースで主催される終活セミナーの講師としてお呼ばれするなかで、地域の方たちとのご縁を深められるようになったのです。
ちなみに私、頼まれごとは基本的に断らない主義! 葬儀屋さんとはまったく関係のない頼まれごとでも「はい、はい〜!」と二つ返事で引き受けちゃう“フットワークの軽さ”が自慢です。
そうやって、少しずつ人脈が広がり、立ち上げから参画させていただくこととなったのが「練馬終活協働チーム」です。
この団体は、練馬の暮らす有志のおじいちゃん・おばあちゃんたちや、専門家(士業、福祉施設など)をあわせた約10名ほどで構成されていて、終活を普及する活動をしています。
特におもしろいのが、「終活すごろく」です。
サイコロを振って出たマスでカードを引いてみる。すると、カードの裏には「遺言書を書いていますか?」「お葬式は安くてもいい?」「老人ホームを見学したことがありますか?」といった、ちょっと聞きづらい問いかけが書かれています。これに対してゲーム感覚で答えてもらい、それを参加者みんなで聞く、というもの。
ちなみに途中の「ブレイクタイム」ではみんなで体操を挟んだりしながら、笑顔で終活に触れてもらっています。
また、毎年10月に練馬駅すぐ近くのココネリホールで行われる『ねりま終活フェスタ』では、練馬区民のたくさんの方がご来場いただき、終活についての学びを深めてくれています。
わたしもマキノ祭典を代表して、『ねりま終活フェスタ』の主要メンバーに名を連ね、裏方としてイベントの成功に奔走しています。
<ここでお知らせ!>
今年2026年も『ねりま終活フェスタ」を開催します。
12月6日、場所は毎年恒例の練馬駅すぐ近くのココネリホールです。
今回のメインテーマは「認知症」。専門医による「認知症になってもこう生きていけばいい」という力強いお話に加え、実際に若年性認知症を患いながらグループホームで生き生きと働かれている当事者の方をお招きし、ご講義いただきます。
多角的な視点から認知症を学べる貴重な機会ですので、ぜひお気軽にご参加ください!
ということで、次回は、具体的な終活のお話をしたいと思います。
エンディングノートを活用した終活について、私の父のノートを事例として、おもしろおかしくお伝えできればと思います!